今治タオルケットのこだわり

今治タオルの背景

 

 

タオル関連製品といえばやはり「今治タオル」だという人がたくさんいます。今治タオルにはブランドマーク&ロゴが付いていますが、これは国内最大のタオル産地の愛媛県今治市のメーカーを取りまとめる「四国タオル工業組合」が付与しているもので、独自の認定基準に合格した、高品質のタオル商品であることを保証する信頼のマークです。

 

 

こうしたブランドになっているのが今治タオルですが、その関連製品も同様の高品質になっています。

 

 

尾道から続く7つの島を結んだ「しまなみ海道」の先に生産量、品質共に日本一を誇るタオルの産地となる愛媛県今治市があります。

 

 

このタオル織物は明治時代から100年以上も続いており、現在ではその伝統の技と最新の技術があいまった逸品の領域に到達しています。

 

 

ここでのタオル織物を支えているポイントのひとつが清冽な水による名水晒しです。今治地方には、高縄参詣を源流とする蒼社川の伏流水や、霊峰石鎚山から流れ出た地下水など、良質の水に恵まれている背景があります。

 

 

これらの水は極めて重金属が少なくて硬度も低いので、生地の「晒し」や「染め」にも大変適しており、繊細で柔らかな風合いのタオルに仕上がっていきます。

 

 

生産のポリシーについても、ただ単に見栄えや豪華さを追い求めるのではなく、用途・目的を踏まえ、面を厳密にし、手間暇をかけた糸と生布の晒しや染めを徹底しているこだわりがあります。今治織タオル(タオルケット)のルーツはこうして培われたものだったわけです。